リュウジ氏、ロシア料理動画炎上に持論 寄付金も集まり「今でよかった」
リュウジ氏が自身が投稿したロシア料理の炎上騒動についてあらためて触れ、動画の寄付先を公表した。
料理研究家でYouTuberのリュウジ氏が13日に公式ツイッターを更新。自身が公開したロシア料理を参考にしたクッキング動画に批判的な意見が届いていることについて、持論を述べた。
■料理動画の炎上騒動に反論
リュウジ氏は9日にロシア料理を参考にしたクッキング動画を公開。ロシアによるウクライナ侵攻が続くなかでの動画公開となったことで、バッシング意見も飛び出すなど騒動に発展した。
また動画へ寄せられた反響に「『ウクライナの人の気持ち考えろよ』 ってコメント来たんですが…」と前置きし、「料理に罪はない」「料理と政治は別ですよ」「ロシア料理店の看板が割られたりビーフストロガノフやピロシキが日本から消えたり、そんな世の中になってほしくない」とリュウジ氏は反論。
その後、騒動を受け動画の収益をウクライナに全額寄付することを発表し、騒動を逆手に取った行動が称賛を呼んでいた。
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■「今で良かったと思う」と心境
13日に動画の炎上と騒動への対応を取り上げたネットニュースをとりあげ、あらためてリュウジ氏は「『今じゃねえだろ』と言われてるけど、今で良かったと思ってます」とツイッターで心境を明かした。
「ちまたではロシア料理店に被害がいったりと文化自体が否定されるニュースもあったので、荒れる予想はしてたがあえて自粛はしませんでした」と騒動の可能性を踏まえた上での動画公開だったことを示したリュウジ氏。
ニュースになるほど議論を呼んだものの「文化否定への問題提起とウクライナ寄付の資金集めが両方出来ました」とコメントするなど、最終的には思惑通りの反応が得られたようだ。