養命酒、チョイ足しで一気に味わい変化する「意外なモノ」 これもう優勝だろ…
滋養強壮に効くとされる薬用養命酒。あの独特の香りと味を改善する方法はないのか…!?
■極端に甘さを足してはいけない
次の実験に移ろう。しかし養命酒は1日3回までと決まっているため5時間ほどおいてトライした。今度入れるのはハチミツ。甘さで養命酒の存在感を和らげようという作戦である。
トロトロのハチミツを入れ、かき混ぜる。養命酒が常温のせいで全然混ざらなかったが、なんとなくハチミツが混ざったところで一献傾ける。
養命酒の甘さがハチミツの甘さが負け、酒に全く馴染んでない強烈な甘さと、これまた生薬の強烈な香りだけが際立ち、めちゃくちゃ飲みづらくなった。いかに養命酒がバランスよく味を調整されているかわかる。これは正直、不合格レベルだ。
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■チキンラーメンが覚醒進化
さらに5時間起き、最後の実験。夕食用に用意していたチキンラーメンと掛け合わせる。甘さに頼らず、塩辛い料理と合体させるのだ。
ラーメン職人になった気持ちで、醤油ダレの要領で丼に養命酒を先に入れておき、煮込んだチキンラーメンを入れ混ぜ合わせる。
まず香り、これは中国や台湾旅行の時に屋台で嗅いだことのある中華系スパイスの匂いがあり、食欲を誘う。味は中華料理の「赤いチャーシュー」というか、シナモン感の入ったチキンラーメンといった感じで、形容しがたいがとにかくエスニックさが一気に増した。これはかなりいける。
美味しい…しかし途中で気がついた。スープを完飲しないと養命酒を摂取したことにはならないことに…。あのおちょこ一杯でよかった養命酒を、丼一杯飲まないといけないのはちょっと辛い。しかし繰り返すが味は満足。合格である。体が温まりそう。
三食、養命酒漬けで終わった1日。終わってベッドに入ると体はポカポカ、非常に寝付きがよく感じた。養命酒ライトユーザーの諸君は用法・容量をしっかり守って試してみてほしい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)