草彅剛、連ドラにカムバック 独立後も続いていたフジテレビとの「20年来の絆」
草彅剛が独立後、初めて民放のドラマで主演を務める。「復帰作」がフジテレビになった理由は…。
俳優の草彅剛が来年1月期にフジテレビ系で放送される関西テレビ(カンテレ)制作の連続ドラマで主演を務めることが発表された。草彅が民放の連ドラで主演を務めるのは6年ぶり。
2017年にジャニーズ事務所を独立して初めてとなる。草彅の最新作がフジテレビになった裏には、「20年来の絆」があったようで…。
■俳優業が好調
草彅の主演ドラマのタイトルは未定だが、2015年の『銭の戦争』、17年の『嘘の戦争』と合わせた「復讐シリーズ」第3弾となる。
ジャニーズ事務所を退所後も、草彅は21年の主演映画『ミッドナイトスワン』で日本アカデミー賞の最優秀賞を受賞した上、NHK大河ドラマ『青天を衝け』に出演するなど、俳優業が好調だった。
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■SMAP時代から続く関係性
そんな彼の「カムバック作」がフジテレビになったのには、過去のつながりが大きかったようだ。ある芸能事務所の関係者が語る。
「元SMAPのチーフマネージャーで、現在草彅さんらが所属する事務所で代表を務める女性が、フジとのパイプが強かったんです。SMAPの冠バラエティー番組『SMAP×SMAP』や香取慎吾さんのドラマ『西遊記』、稲垣吾郎さんの『金田一耕助シリーズ』など、多くのヒット作を生み出してきました。『新しい地図』の3人にとっても、テレビ局にとっても、お互いにお世話になったという思いが強いんです」(芸能事務所関係者)。
そんな思い出深いテレビ局で大役が決まったわけだが、「予兆」はあったという。「2017年にフジテレビで長年、SMAPが出演していた番組の宣伝を担当していたスタッフが退社したんです。その後、そのスタッフは『新しい地図』の事務所に合流しました。今回のドラマがフジになったのもごく自然な流れだったように見えますね」(前出・芸能事務所関係者)。