東京の桜開花予想は19日か 昨年は観測史上最も早い開花も…
昨年は3月14日に開花した東京の桜。今年も蕾が膨らんでいるが…。
2021年は、3月11日に広島での開花宣言をもって始まった桜前線。続く12日には福岡で開花。14日には東京で、平年より10日早く、2020年に続いて観測史上最も早い開花宣言も行われた。では、今年の桜はどうなるのだろうか。
■「600℃の法則」とは
桜の開花予想は、さまざまな気象会社などが発表しているが、ひとつの目安となるのが、600℃の法則。「2月1日からの最高気温を累計して600℃を超えると開花する」というものだ。
実際、昨年は開花宣言前日の13日には、累計593.3℃。14日の最高気温は18.2℃となり、累計611.5℃の段階で開花宣言となった。下のグラフで昨年の累計(薄ピンク)を今年の累計(濃いピンク)と比べてみると…
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■19日開花が濃厚か
たとえば、昨年、東京で開花宣言が行われた3月14日で比較してみると、2022年の累計は88.1℃低い。昨年はとくに2月後半に気温が高い日が続いたが、今年は3月に入ってやや暖かくなったものの、2月の寒さが影響したようだ。
今年の16日時点での累計は、564℃。600℃までは36℃の差がある。気象庁が発表している東京の天気予報によると、17日の最高気温は20℃、18日は12℃の予想となっており、600℃の法則から考えると「19日の土曜日の開花」が濃厚と言えそうだ。