自販機に貼られた謎のメモ書き、よく見ると… 予想外すぎる「5文字」が話題に
街中の自販機に貼られていたメモ書き。その親切かつ、衝撃すぎる内容が、思いもよらぬ奇跡を生み出したのだ…。
■これがツイッターの奇跡かぁ…
教えてくれてサンキュなー。 pic.twitter.com/LKRusgXjjc
— ろな (@ronanyo) March 13, 2022
ツイート投稿主・ろなさんは西武新宿線の某駅付近にて、こちらの自販機およびメモ書きに遭遇したそう。
当時の状況については「仕事帰りに、いつも停めている駐輪場の近くの自販機で貼り紙を見つけて『おっ』と思ってツイートしました」「こうした貼り紙を見たのは今回が初めてですね。飲み物を買おうか迷ったんですけど、買わなかったです」と振り返っている。
サンキュなー。 pic.twitter.com/YhhjkZvErY
— ろな (@ronanyo) March 14, 2022
その翌朝に自販機を確認したところ、張り紙が残っていたものの、商品は「売り切れ」となっていたそうだが、夕方には購入可能となっており、ろなさんは「サンキュなー」という文言を添えて「三ツ矢 フルーツパンチ」購入の様子を投稿していた。
…と、ことの成り行きを見守っていたツイッターユーザーたちはこの後、とんでもない奇跡を目撃することになる。
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■あまりに熱すぎる展開…!
@ronanyo 自販機の張り紙を書いたものです。
フルーツパンチが写ってるTwitterを見たんですが無事に買えましたか?
僕が買った後にうちの母が試しに1番左端にあったカフェオレを買ったらフルーツパンチが出てきたんですが、もう1回フルーツパンチのボタンを押すのが怖くて押せなかったんですよ— daruma理容院 (@darumariyou) March 15, 2022
なんと、ろなさんが無事に「三ツ矢 フルーツパンチ」を購入した様子を受けて「無事に買えましたか?」とリプライを寄せてきたのは、件のメモ書きを貼った本人だという、ツイッターユーザーのdaruma理容院さん。
ツイッターではごく稀にこうした「本人降臨」という奇跡が起こり得るが、お互いに自販機トラブルに関する注意喚起をし合う2人のやり取りを受け、ほっこりしたユーザーも多いようだ。
なお、daruma理容院さんにメモ書きを背景について尋ねたところ、件の自販機では以前にも別商品を購入したはずなのに「カフェオレが出てくる」という事態が起こっていたそう。
その際、daruma理容院さんが自販機に表記された連絡先に電話をかけたところ先方からも誠意ある対応を受け、返金の提案も受けたのだが、時間や手間などを考慮し、その場は辞退することに。しかし後日、またしてもカフェオレの罠が発動していることを発見してしまい、対応策として件のメモ書きを用意したそうだ。
「たかが100円」と思う人もいるかもしれないが、消費者と自販機の信頼関係は表示された「商品」と「ボタン」によって成り立っている。一つのボタンを押して異なる商品が出てきた際、全てのボタンに対して不信感を抱いた経験のある人も少なくないだろう。
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■後日談にもほっこり
「次に自販機を利用する人がガッカリしないように」という思いやりを込め、メモ書きを用意したdaruma理容院さん。
その気持ちは管理元にも確かに届いていたようで、自販機には後日「いつもご利用ありがとうございます。ここの担当者です」という書き出しから始まるメモ書きが新たに貼られており、「ご指摘ありがとうございます。直りましたのでご利用下さい」「申し訳ございませんでした」と、誠意を感じさせる文章が続いていたのだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)