木下優樹菜、写真集発売で批判激減　背後に見える巧みな「メディア戦略」とは

17日、元タレントでユーチューバーの木下優樹菜が写真集『CORRECT』（双葉社）を発売した。同日に、芸能界を引退して初めて記者会見を開いたことで話題になった。

今回の写真集発売の裏では、木下による「メディア戦略」も垣間見えて…。

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■いまだに批判の声も

木下は2007年のバラエティー番組『クイズ！ ヘキサゴン』（フジテレビ系）でブレイク。10年にお笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史と結婚後はママタレとして絶大な人気を誇った。

しかし、19年に自身の姉が勤務していたタピオカ店経営者とのトラブルを起こしたことで一転。ネット上で激しいバッシングにさらされた。その後、20年7月に芸能界を引退。21年10月からユーチューバーとして活動しているが、いまだに一部で彼女に対する批判の声は続いている。

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■写真集発売で起きた「変化」

そんな世間の反応とリンクするように、マスコミも木下に対して厳しい見方をする報道が多かったが、少しずつその状況も変わってきている。きっかけは、やはりこの度の写真集発売だ。

ある出版業界関係者はこんな見方をする。「写真集の販売元は双葉社。同社は『週刊大衆』やネットメディア『日刊大衆』を扱っていますが、それらはこれまで木下さんを批判する報道も多かった印象です。しかし、写真集の発売が決まったころから『日刊大衆』で彼女のインタビュー記事を5回も掲載するなど、好意的な記事が増えた。その反面、ネガティブな記事は減りましたね」（出版業界関係者）。

こうした「変化」は珍しいことではないという。「木下さんと双葉社に限らず、写真集を出したタレントのネガティブな話題は扱いにくくなるんです。仕事上の付き合いができたことで、その人のスキャンダルや批判的な記事は控える傾向があります」（前出・出版業界関係者）。