「まん防」解除で今年の花見はどうなる? 早くも公園にはシート広げる花見客が
3月20日に桜の開花が予想されている。ただ、今年の花見には規制も多く…。
「露店・屋台の出店は禁止です」「花見はお控えください」──。3月21日をもって、18都道府県に適用されていたまん延防止等重点措置が解除される。くしくも、桜の開花日と重なるとあって、花見を計画する人も多いかもしれない。だが、花見スポットの1つである中目黒の目黒川沿いには大きな看板が立てかけられている。今年の花見には、「ルール」が設けられていて…。
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■開花予想は20日
17日、日本気象協会が「2022年桜開花予想(第6回)」を発表した。それによると、東京都心の開花予想は20日とされている。関東では、例年より3~6日ほど早く開花するエリアが多い。
開花から満開までは1週間程度がほとんど。同時期に、まん防が解除されるが、東京都は花見に伴う宴会の禁止や一部エリアの立ち入り制限を継続する方針だ。
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■花見を規制する看板やロープが
3月中旬、中目黒の目黒川沿いを訪れると、そうした対策を施していることがうかがえた。以前は、屋台が軒を連ね、近くの飲食店も外で料理やお酒を販売するなど、多くの人でにぎわっていた場所だ。
だが、いまはあちこちに「屋台禁止」の看板が立てられ、人が座れそうな場所にはロープが。
中目黒の飲食店で働くスタッフはため息をつく。
「まん防が解除されるので、お花見用の宴会コースもやります。ただ、思ったより予約は入っていません…。お酒も提供しますが、お店が密にならないように人数調整したり、消毒等もしなければなりません。今年もいつも通りとはいきませんよ」(中目黒の飲食店スタッフ)。
昨年の3月中旬は、都内のコロナ新規感染者は日に300人程度。現在は日に8,000人を超えており、そんな数字の差もこの状況を表している。