乙武洋匡氏、飛び降り自殺のニュースへの心ないコメントに持論 「ゾッとする」
「人から生きる希望を奪う社会のあり方に目を向けるべき」と訴える乙武洋匡氏。フォロワーからも同意の声が寄せられた。
作家・乙武洋匡氏が28日、公式ツイッターを更新。東京・渋谷での飛び降り自殺のニュースに対する心ないコメントに触れ、持論をつづった。
■インターネット上でさまざまな声
東京都渋谷区の超高層ビル前の路上で27日夕、「人が落ちてきた」と110番通報があり、ビルから飛び降りたとみられる男性が死亡。体の一部が近くにいた少女に当たり、病院に搬送された。
このニュースが伝えられると、ツイッターでは「飛び降り」など関連ワードがトレンド入りし、インターネット上でさまざまな声が上がっていた。
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■コメントに「ゾッとする」
乙武氏は、28日朝にツイッターを更新すると、「『死ぬ勇気があるなら死ぬ気で生きろ』『死にたいなら一人で死ねよ』コメント欄を見て、ゾッとする」と心ないコメントに触れ、「まずは故人の悩みや苦しみに思いを馳せ、『ある人の人生から生きる希望を奪ってしまうこの社会』に目を向けるべきなんじゃないだろうか」と訴える。
続けて、「そして、そんな社会を構成してるのは、私たち一人ひとりだ」ともつづった。