双子が羊膜嚢に包まれたまま出生 「8万分の1の確率」を捉えた動画が話題
赤ちゃんが羊膜嚢にくるまれたまま出生。目にした関係者全員が、その神秘的な光景に大興奮となった。
出産はいつ何時でも神秘的なものであるが、このたび病院で出産を担当した医師が非常に稀な状態で赤ちゃんが生まれてきた写真を投稿し、話題を集めている。『Mirror』など海外メディアが報じた。
■神秘的な出産を捉えた写真
スペイン・ヴァレンシア東部にあるヴィナロ市の病院に勤務する産婦人科医のアナ・テヘロ医師が、ツイッターに投稿した動画が大きな話題を集めている。
その動画は、現地時間23日に執り行われた帝王切開術で生まれた双子の第2児が羊膜嚢に包まれたまま生まれてきた様子を捉えていた。
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■8万分の1の確率
羊膜嚢とは、羊水で満たされた薄い袋のことで、妊娠中胎児を守ったり、体温を調節したりする役割を持つ。この羊膜嚢は通常妊婦が産気づくと破裂し、「破水」するのである。
しかし、8万分の1の確率でこの羊膜嚢が破れない状態で生まれてくるという。帝王切開術でより見られる現象であるものの、経膣分娩でも発生するのだという。