一見普通の指輪だが、よく見ると… 凄まじく見覚えがある「正体」に反響相次ぐ

大粒のダイヤがついた指輪と思いきや…意外すぎる「正体」に絶賛の声が相次いだ。

2022/03/31 05:30



■意外なギミックも…


「キラキラ光るものを掴んで回す感じや中に入っている金具の反射による光り具合とか、温度は自分で回して調整しなければならないから毎回手こずった体験がより記憶に残っているところとか…。元々クリスタルなハンドルが好きでした」と語る池田さん。

ツイッター上でクリスタルハンドルの画像を見かけたり、実家や区役所のトイレ見る度に「ずっと回していたいなー」と考えるようになったそうで、「『そうだ、指輪にすればずっと回せるな』と結論に至り作りました」と制作に臨んだのだとか。

お気に入りのポイントを尋ねると「ハンドルを回せるようにするところと、クリスタル部分から透けて見える金具にリアリティを出すところにこだわりました」とコメント。そう、この作品は「実際に回すことができる」というギミックがあり、「強度もテストしながら納得できるような動きを目指しました」と、細部にまでこだわっているという。


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■制作時のテーマは…

リング

実物を見たり必要な材料を吟味したりと、研究と実験を何度も重ねて作られた今作。

制作時の苦労について聞くと「ハンドルの造形と、中の金具を回せつつ水栓っぽさを再現するところです。あと作業中は花粉症が酷くて体から出てくるものに栓をしたいと常々思っていました」とウィットに富んだ一面も覗かせる。

なお、この池田さんはこのほかにも様々なノスタルジックな作品を制作しており、それをショップサイトにて販売している。「たまに夢で見るようなお店を再現すること」「今の自分が1番欲しいと思えるものを作ること」をテーマに制作にあたっているのだとか。


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■ガチャガチャで登場

多くの反響を呼んだクリスタルハンドルの指輪は、カプセルトイメーカーの琴線に触れたようで、今後ガチャガチャ商品としても販売されるになったそう。もちろん、先述のショップサイトでも数量限定で販売される。

また、池田さんは造形以外にもドラマの脚本(アニメ『ウマ娘』など)や演出・舞台など多岐にわたる仕事に関わっており、5月28日からはドキュメンタリーとフィクションが両立する舞台作品『あかあか』の公演が予定されているのだとか。興味を抱いた人はショップサイトと舞台をチェックしてみよう。

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(取材・文/Sirabee 編集部・根室 ひねき

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