『バイキング』坂上忍が語った本音 自身の境遇と重なる話題「しんどかった」

『バイキング』が8年の歴史に幕。最後に語られた「坂上忍の本音」に、共演者たちも涙…。

2022/04/01 16:00



■時事問題を扱うことへの葛藤

会見の最後に「これまでのご自身の人生の中で、ヤンチャもあったかと思いますが、それと似たようなニュースが出てきたときに、どういう思いで話していたのか」という質問が飛ぶと、坂上の表情が変わる。

「過去に傷があるのに、自分から『時事に切り替えませんか』って言ったときに、そういう機会がいつか来るのは分かっていました、マネージャーとも相談しました。正直僕は話したかったです」と坂上。

「例えば東国原さんとか、自分の過去のことも言いながら、もう偉いというか、当たり前のことだと思うんですよ。でも、僕は当たり前のことをやるのか、やらないのか、といったときに、やりたいけど、やったら僕が楽になるだけなのかなっていう気もするし、じゃあ“約束”ってどうなるんですか? という気もするし…」と葛藤があったと明かす。


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■「しんどかった」最後に語られた本音

最終的に「この件については絶対に触れない」と決断したといい、その際に「私はそれでいいと思います。触れないことによって叩かれるのは忍さんですから。それで良いんじゃないですか?」とマネージャーから言葉をかけられたことに「一番救われた」と語る。

「その負い目みたいなものは、ずっと持ってました」と話すと、坂上は両手で顔を覆い、涙声で「まあでも…しんどかったです」「色々勉強させていただきましたけど、やっぱしんどかったですかね」と、本音をこぼした。

目に涙を浮かべながら本音を口にした坂上に、会見場にいた芸能リポーターらも思わず涙する姿も映され、温かい拍手で会見は締めくくられた。


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■4日から『ポップUP!』がスタート

『笑っていいとも!』(同系)の後番組としてスタートした『バイキング』。MCの坂上は、今年55歳となるのを機に動物の保護活動により注力するため、同番組の卒業を決めたという。

4日からは、後番組として同局の山崎夕貴アナと佐野瑞樹アナがMCを務める情報番組『ポップUP!』がスタートする。

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(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい

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