小池都知事、新年度での感染拡大を危惧 武器となる3回目のワクチン接種は…
小池都知事、ワクチンの大規模接種会場について言及。今後は若い世代の接種も加速していく…。
■BA.1株への置き換わり
現在の状況については、ステルスオミクロンと呼ばれるBA.2株への置き換わりが進み、全体の半数を超える52.3%が感染。従来のBA.1株よりも感染力が強く、より短い時間で多くの人に感染を広げている。
そんな中、都のホームページでは約4,300の診療・検査医療機関のリストとマップを公開。小池都知事は「少しでも体調に異変を感じたら、これらをご活用いただいて、医療機関への受診をお願いいたします」と説明した。
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■3回目のワクチン接種
感染防止対策の大きな武器となる3回目のワクチン接種は加速化を進めており、重症化しやすい高齢者のワクチン接種率は、3月末に80%を超えた。
今後は若い世代の接種も加速化。都の大規模接種会場においては、都庁北展望室・多摩センター・三楽病院の3カ所で12~17歳の人物に向けた3回目の接種(都庁北展望室・多摩センターでは18歳以上も可能)を行なっている。それだけでなく、都庁南展望室と東京都立大学では、事前予約なしの接種を行なう構えだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)