海外の「寿司を作る材料」で美味しい寿司はできる? 日本の職人が試した結果
ドバイで買ってきた寿司調理セット、プロの職人が作った結果は?
■寿司米はぜんぜん違う
最後は寿司米。こちらの「SUN RICE」は、オーストラリア産の寿司米で、見た目はかなり日本米に近い。
しかし炊いてみるとつやが無く、海外の中華料理店で出てくる米に近い見た目。「ぜんぜんつやが無くてダメかもな」と、大将も微妙な反応であった。
関連記事:横浜の超人気寿司店が「究極の丼」を作るため福島県へ その足取りを追った
■素人向けの寿司米なのかも
しかし、つやもなければ粘りもないので、酢と合わせて酢飯にするのはかなり簡単なのだそうだ。ある意味海外の寿司に慣れていない初心者が、寿司を作るための米としては良いものなのだろうか?
さっそく握ってもらい、いつもの寿司飯と比較。大将の腕が良いのか、記者のような素人が食べたらほとんど差を感じない仕上がりになっていたのは驚いた。