学校配布の教材、ページめくると衝撃の展開が… リアルすぎる描写に「素晴らしい」の声
新学期は新たな級友だけでなく、新たな学習教材とも出会う時期。驚きの「進化」を遂げた教材が、ネット上で話題になっているのだ。
開始当初はたっぷり時間があったように感じられた春休みも終わり、本日7日より新学期を迎える学校は多数。この時期の教科書特有の「固い質感」や「インクの香り」に触れると、学習へのモチベーションが高まってくる…という人も少なくないのでは。
以前ツイッター上では、最新の学習教材に生じた「現代ならではの改訂」に称賛の声が多数寄せられていたのをご存知だろうか。
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■読むだけで冷や汗が
件の教材が注目を集める切っ掛けとなったのは、ツイッターユーザー・しもつけさんが投稿した一件のツイート。投稿本文には「いい教材だ」とだけつづられており、添えられた写真を見ると、そこには学校指定の教材と思しきテキストの1ページが。
こちらのページでは4コマ漫画形式で「動画作成」に勤しむ少年たちの様子が描かれているのだが、「かっこいい映像が撮りたい」と感じた少年たちは危険な場所からの動画撮影を断行してしまう。するとYouTubeにアップロードした動画の角度から「違法行為」であることが特定され、コメント欄が炎上…という、凄まじく生々しいストーリーが展開されていたのだ。
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■「最優先で学ばせるべき」と称賛相次ぐ
同教材はさらに「危険な場合があるのは勿論のこと、たとえ危険がなくても、違法行為を動画に残すことは、自分がそんなことをする人間だと宣伝していることになる」という警告を発しており、前述の4コマ漫画の内容と併せて衝撃を受けた人々が続出。
件のツイートは7日時点で2万件ものRTを記録しており、他のツイッターユーザーからは「これ普通に良い教材だな」「コメントから何までリアルなのが凄い」「最優先で学ばせるべき内容ですね」「大人向けにもこういう教材が必要」といった称賛の声が相次いでいる。
また漫画内に出現した「犯罪なんだよなぁ」というコメントの口調が、現代インターネット文化を見事に反映していたため、こちらに対して「作った人、よく分かってるわ」などなど、評価の声が寄せられているのも見逃せない。
話題のツイート投稿主・しもつけさんに話を聞いたところ、こちらは高校の課題として配布された教材「ケーススタディ 情報モラル Advance」の1ページであることが判明。
そこで、同教材を刊行する「第一学習社」に掲載の意図を尋ねてみると、なんとも意外な「胸熱エピソード」が多数明らかになったのである。