「ロシア侵攻」犠牲者を追悼 若きウクライナ人が訴える悲痛な思い
東京・表参道に集まったウクライナの人たち。彼らは涙を流しながら戦争の悲惨さを記者に訴えた。
ロシア侵攻によって犠牲になったウクライナ人を追悼するため、8日夜、東京・国連大学前広場で集会が実施。多くの在日ウクライナ人が集まり、献花を行った。
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■ウクライナでは既に数千人の死者
いまもなお各地で戦闘が続き、多くの民間人が犠牲となっているロシア軍侵攻。
ウクライナのゼレンスキー大統領とクレバ外相は3月半ば、すでに兵士1,300人、1,500人以上の民間人が死亡したことを明らかにしており、いまだ停戦交渉は暗礁に乗り上げたまま。解決の糸口が見つかっていない。
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■「自分たちにできること」
8日の献花集会は在日ウクライナ人が中心となって呼びかけられたもので、当日は日本人も含め約150人が会場に集まり、亡くなった人たちに向けて祈りを捧げた。
偶然前を通りがかったという30代男性は、会場入口に設置されていた募金箱に千円札を入れ「自分たちにできることはこれくらいのことしかない。少しでもウクライナの人たちに役立てば」と手を合わし、引き換えにもらったウクライナ国旗カラーのリボンを見せてくれた。