「ロシア侵攻」犠牲者を追悼 若きウクライナ人が訴える悲痛な思い

東京・表参道に集まったウクライナの人たち。彼らは涙を流しながら戦争の悲惨さを記者に訴えた。

2022/04/09 13:15


 


 

■「ブチャでは340人が犠牲に」

ウクライナ追悼

来場者は入口で手渡されたLEDキャンドルをウクライナ国旗のすぐ近くに置く。

キャンドルは「PEACE」の文字をかたどっており、静かに火がゆらめく光景と静まり返った参加者、そして会場外から聞こえる街の喧騒とのギャップが印象的だった。

ウクライナ追悼

「国連は犠牲者の数を報告していていましたが、先週をもってそれを止めました。収集がつかないほどの数になったためです。(首都キーウ近郊の都市)ブチャでは340人もの方が犠牲になっています」と話してくれたのは日本に住むウクライナ人青年のイーホル(Ihor)さん。


関連記事:橋下徹氏、ウクライナ紛争の仏独露会談に疑問 「政治ではなく政治運動」

 

 

■涙を流す参加者

ウクライナ追悼

イーホルさんは「ウクライナの街で、いま何が起こっているか私達はわからない。しかし、ブチャみたいに民間人が殺された街が出てくる可能性があります。世界中の皆さんで行動して、ロシアを止めなくてはならない。みんなの力でこの戦争を止めて、普通の人生を歩む人を救いましょう」と、涙を流しながら戦争の悲惨さを訴える。

その後集まった人たちは黙祷を行い、犠牲者の冥福を祈った。

・合わせて読みたい→田原総一朗氏、ウクライナ情勢の長期化を予測 「非常に残念なことだが…」

(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

日本赤十字社募金ページ【amazon】

戦争ロシア追悼ウクライナウクライナ侵攻国連大学
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング