舛添要一氏、JR恵比寿駅のロシア語排除に怒り 「大日本帝国と同じ愚」
舛添要一氏がJR恵比寿駅のロシア語表示の看板撤去に言及。キリル文字がロシアだけのものでないと訴えた。
■身近にロシア語由来の言葉も
舛添氏の投稿に「批判を受けてもう元に戻しております。こんなことしてはダメですよね」と共感の声が。また「最初は『ロシア語を撤去しろ』から、最後は『ロシア人を追放せよ』になるのは目に見えてます。」と問題がエスカレートしていくのを危惧する声も上がった。
普段の生活で何気なく使っている言葉だが、じつはロシア語で「魚の卵」という意味の“イクラ”に、「『イクラ』も敵性言語だと排除するのか、と思ったりしました」という意見も寄せられている。
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■ロシア語看板撤去に問題提起
恵比寿駅、乗り換え駅名のロシア語を覆った。キリル文字はウクライナ、ブルガリアなどでも使っているので、実はウクライナ人にとっても助かるのだ。戦時中、敵性言語ということで英語を禁止し、野球で「ストライク」も言えなくなった大日本帝国と同じ愚だ。トルストイの本も本屋から撤去させるのか?
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) April 14, 2022
キリル文字を使っているのは、ロシア、ベラルーシ、ウクライナ、ブルガリア、モンテネグロ、キルギスなど多数ある。六本木とか中目黒とかを恵比寿駅の案内表示のようにキリル文字で書いてくれると、ウクライナ人も助かる。馬鹿な大衆から抗議が来たら、あれはウクライナ語ですと反論すればよい!
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) April 14, 2022
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(文/Sirabee 編集部・綾崎 かなめ)