小倉智昭、約1年ぶりの表舞台 がん治療でも変わらぬ容姿に「がっかりしたでしょ?」
フリーアナの小倉智昭が23日、約1年ぶりに公の場へ復帰。これまでの闘病生活についてジョークを織り交ぜ明かしていった。
フリーアナウンサーで現在肺がん治療中の小倉智昭が23日、『小倉智昭の昭和懐かしヒット曲!! ~あのアイドルに会いたい~』(BS松竹東急)発表記者会見に出席。
約1年ぶりとなる公の場だったが、がん闘病中とは思えないほど元気そうな姿を見せ「元気そうでがっかりしたでしょ?」とジョークを連発し、記者陣を笑わせた。
画像をもっと見る
■3月開局のBS松竹東急で仕事復帰
復帰後第1弾の出演となる本番組(5月21日18時30分~)は、昭和時代のアイドルをゲストに招いた上で、懐かしいヒット曲の数々をトークで紹介する音楽トーク番組となっている。
MCを務めるのは2018年に膀胱全摘出手術をおこない、現在も肺がん治療中の小倉。小倉は21年10月、がんが肺に転移していたことを公表して以降、芸能活動をストップさせ療養生活を続けてきた。
関連記事:青木さやか、肺がん発覚は”人生初の人間ドッグ” 「景色が一気にグレーに」
■「がっかりしたのでは?」
「昨年10月から始まった抗がん剤治療。治療に入ると痩せられる方を多く見てきたので、入院前に5キロほど体を太らせてたのだが、副作用どころかますます食欲旺盛に。体重が減らないという困った状況になっている。みなさんやせ衰えて出てくるのでは、と思ってらっしゃったでしょうが元気そうでがっかりしたのでは?(笑)」とジョークを織り交ぜ、説明を始めた小倉。
その後、膀胱がんによる膀胱全摘出手術について語り、がん細胞が肺に転移していた経緯を振り返り、「ラッキーなことに、膀胱がんの全摘手術前、肺にほんの数ミリの小結節(影)があることが検査でわかっていたのです。それを検査したらがん細胞だった。わかっていなかったら余命1~2年の可能性もあったんです」(小倉)。