小倉智昭、約1年ぶりの表舞台 がん治療でも変わらぬ容姿に「がっかりしたでしょ?」

フリーアナの小倉智昭が23日、約1年ぶりに公の場へ復帰。これまでの闘病生活についてジョークを織り交ぜ明かしていった。


 

■医師からは「レギュラー出演は控えよ」

小倉智昭

今はGC療法という抗がん剤治療を続けている。

「化学療法だけでは完治することがないと説明を受けている。がん細胞を小さくした上で、他の治療を行っていく必要があり、現在はキイトルーダという免疫チェックポイント阻害剤を使っている。6週間ごとの点滴で、今1回目が終わって来週2回目。3~4回目から副作用が大きくなるそうで、医師には『仕事復帰はいいが、レギュラー出演は控え、単発案件で』とキツく言われていますよ」(小倉)。

つとめてポジティブに話しつづけるが、これからが治療の正念場でもある。「医師と自分の体に相談しながら、体力温存しながら、これから先はがんと付き合っていこうと思っています」と前向きな言葉が続けられる。


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■おむつ生活もコミカルに

肺がんとあり、肺にダメージを与える新型コロナウイルス感染は常に気をつけているという。現にこの日は、記者陣にも「マスク2枚重ね」着用と条件となっており、手指消毒も徹底されていた。

「コロナもあって、2年くらい外に出られなかった。そうすると筋力の衰えがすさまじい。家の片付けをしているだけで脈拍が上がり、100メートルも歩けば筋肉がこわばってきつくなる。大好きなゴルフクラブもたくさん売りましたよ…結構な額になったけど(笑)。皆さん、使わないなと思ったクラブはすぐ売ることをおすすめします!」とサービストークも展開し、再び記者陣を笑わせる。

「膀胱を全摘出しているので時々粗相してしまうこともあり、それはやっぱり辛いよね。数年前から男性用トイレにも汚物入れを置いてほしい! と言い続けてきたせいか知らないけど、最近設置が増えてきたのを見て『少しは役に立ったかな』と思っている(笑)。これからもできるだけ毒舌を吐いていきたいね」と会見を締めると、会場からは大きな拍手があがった。

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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