ビートたけし、ウクライナに侵攻したロシアに怒り 「良しとする理由ない」
ビートたけしがウクライナに侵攻したロシアに「どう考えてもロシアが悪い」「良しとする理由がない」と怒りを見せた。
8日の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしがウクライナに侵攻したロシアを斬った。
■ロシアのウクライナ侵攻を議論
番組はロシアのウクライナ侵攻と日本の国防について議論する。たけしは冒頭「最後にはウクライナのゲリラ戦になって、下手すると何十年も紛争地帯になるんじゃないかっていう感じがする」と指摘する。
軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏も「今の状況はウクライナ側もロシア側もどちらも止める気がない。どちらかが一方的に戦力が上で勝つというわけでもないので、しばらく続くと思う」と同調した。
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■杉村が政府の対応を疑問視
ゲストの杉村太蔵は出身地の北海道への悪影響を危惧したうえで、政府がロシア人外交官を国外に追放するなどした措置について「わざわざ敵対する必要が日本の安全保障上、どうなんだ」と疑問視する。
そして「独自の外交はないものか。それを言うためには、苦しいけど自分の国を自分で守れる。万が一攻め込まれたときは、今のウクライナのようにやられっぱなしじゃなくて、俺たちは自分の力で相手を攻撃するぞと。そのための防衛費を2パーセントにするのはやむを得ない」などと主張。
たけしが「核兵器を持たないとしょうがないんじゃないの?」と指摘すると、杉村も「そういう議論になりますよね」と話した。