倉持仁医師、公費検査の陽性率上昇に改めて危機感 「意味する結果は?」
新型コロナウイルスの公費検査の陽性率上昇に改めて危機感を示した倉持仁医師。「不安しかない」の声も。
呼吸器専門医の倉持仁医師が9日、公式ツイッターを更新。ゴールデンウィーク中の新型コロナウイルスのPCR検査の陽性率と、今年1月からの公費検査(行政検査)の陽性率に言及し、改めて危機感を示した。
■各地で増加傾向
今年は3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィークとなり、各地で行楽を楽しむ人も見られた。
それに伴い、各地で連休前は減少傾向にあった新型コロナウイルスの感染者数が、ほぼすべての都道府県で前週の同じ曜日を上回り、増加傾向に転じていた。
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■陽性率がジリジリ上昇
倉持医師は、「5月1日〜8日のゴールデンウィーク 公費1319件 陽性569 陽性率42.6% 自費569件 陽性16 (陽性率)2.8%」と報告。
続けて、「今年1月から月ごとの公費の陽性率は21.2%→30.4%→32.2%→34.8%→42.6%と、ジリジリ上がっています。これが意味する結果は?」と問いかけた。