身に覚えがないのに不審者扱い 男性では3割に迫るが女性でも…
全く身に覚えがないのに不審者扱い…。失礼極まりない話だが被害者は少なくない。
コロナ禍以降、ほとんどの人が常にマスクを着用するようになり、ご近所でも声を掛け合って挨拶するよりは会釈程度で済ますようになった人も少なくないだろう。
顔が見えず、コミュニケーションの断絶が生むのは相互不信。「人を見たら泥棒と思え」ということわざのように、誰もが互いに信用できなくなってしまう社会だ。
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■2割弱が「不審者扱い」
Sirabee編集部が、全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、「身に覚えがないのに不審者扱いされた経験がある」と答えた人は、全体の17.6%に及んだ。
たとえば警察官の職務質問であれば、市民として進んで協力しようと思う人もいるだろうが、仮に一般人に不審者扱いされるのは、心当たりがなければ不快感を覚える人が多いはずだ。
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■40代では4人に1人
今回の調査結果を年代別で分析してみたところ、不審者扱いされた割合が最も高かったのは40代で24.1%。一方で60代が最も低く、8.9%にとどまっている。
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■男性は3割に迫るが…
男女別で見ると、その差は歴然。男性では27.8%が身に覚えなく不審者扱いされているのに対して、女性では8.6%。しかし、1割弱の女性は誤解による被害を受けているわけで、必ずしも男性だけが不愉快な思いをしているわけではなさそうだ。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)