松本人志、上島竜兵さん偲び言葉詰まる 「あの芸が有害なんて思わない」
『ワイドナショー』では、急死したダチョウ倶楽部の上島竜兵さんについて松本人志がコメント。
15日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、11日未明に61歳で急死したダチョウ倶楽部の上島竜兵さんについて、メンバーがそれぞれの想いを語った。長年付き合いがある松本人志のコメントに、注目が集まっている。
■言葉続かず「ごめんなさい」
番組は、今回の訃報をトップで取り上げた。ダウンタウンとダチョウ倶楽部の共演VTRなどを紹介しつつ、画面がスタジオへと戻ると、MC・東野幸治が「いろんな番組で共演されてるし…大晦日の『笑ってはいけない』とか」と松本に話を振る。
「うーん」と語りづらそうに首を傾げ、「深い付き合いってわけではないけど、まあ長い付き合いだったので」とコメント。松本と上島さんが20代のときに初めてレギュラー番組で共演し、以来40年近く、関係が続いていたという。
「要所要所で、よくうちの番組来て盛り上げてくれて」と振り返るも、途中「そうですね…」と言葉が続かず、「ちょっと、ごめんなさい」と涙をこらえる様子を見せた。
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■ダチョウの持ち芸にも言及
東野が一人で話を続ける中、再度松本が口を開く。「分かんないですよ、理由はひとつじゃないんでしょうけど」としたうえで、「ダチョウ倶楽部の芸というか笑いが、今すごくテレビでやりづらくなってて…」と、上島さんが思い詰めていた背景について推測。
「痛みを伴う笑いがダメって言われてしまうと、熱湯風呂とか熱々おでんとかも、できないじゃないですか」「僕なんか、あの芸が有害なんてちっとも思わないし」と語気を強め、「それだけが理由だとは思わないですけど」としつつ「BPOさん、どうお考えですかね」と問いかけた。