森永卓郎、新サービスに期待「いい世の中になってきた」 一方で心配も…

経済アナリストの森永卓郎がイベントに登壇。新サービスについて、新幹線に例えながら語った。

16日、都内で開かれたWOW WORLD新サービス「WOW engage」発表会に、経済アナリストの森永卓郎氏が登壇。サービスについて、代表の美濃和男氏と語った。


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■メールが数百通…

森永卓郎

「WOW engage」は、“必要なことを、必要なタイミングに、必要な場所へ。”がキャッチコピーのCDP(カスタマーデータプラットフォーム)を中心とした顧客エンゲージメントソリューション。同じ人への度重なるメールやLINE配信をやめ、例えばショッピングセンターについたタイミングで割引情報を送る、駐車場のシステムと連動させて、無料時間情報や駐車場所を案内する…といったシステムだ。

森永氏は「私も1日何百通とメールが来るんですが、確かにしつこくされると見なくなっちゃう」と笑う。


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■新幹線にスピードはもういらない?

美濃氏が「受け取る側の消費者が『迷惑だ』と思う世界を作ったんでは本末転倒。数ではなく、コミュニケーションの質に転換していく」と語ると、「それって新幹線と一緒ですよね」と森永氏。

「新幹線って、何年か前までスピードを上げることに全力でしたが、快適性を保とう・改善しようって方向に変わってきていて。毎週名古屋に新幹線でいくんですが、1時間半くらいがちょうどいい。弁当食って、チューハイ1本飲むとちょうど着く」と笑わせる。


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■スマホが壊れると…

森永卓郎

「企業とお客様のコミュニケーションのストレスを無くす。そこを極めるシステム作りを目指していく」と意気込む美濃氏に、「我々の暮らしがとてつもなく便利になるし、マーケティングをする企業にとってもといいツールが生まれる。いい世の中になってきたな」と森永氏は微笑む。

さらに「スマホを1台持ってるだけで、色んな事ができるようになってきたんですけど…これからの世の中、スマホ壊すととんでもないことになる気がします。一番生活に必要な道具。学生と話していると、『命より大切なのはスマホだ』って言いますからね」と心配な面も明かした。

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(取材・文/Sirabee 編集部・たつき あつこ

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