霜降り・粗品のワンピース考察へのツッコミ 「考察界」の問題と今後の可能性
『ONE PIECE』の考察界隈を紐解く。問題性もある考察界と「ドロピザ」チャンネルの可能性とは…。
近年、「考察ブーム」が起きている。考察界の問題点と可能性を、昨今話題の『ONE PIECE』(集英社)の考察界隈を手がかりとしながら考えたい。
■粗品の考察への自然ツッコミ
昨今、考察系YouTubeが流行っている。中でも、昨今は『週刊少年ジャンプ』で連載中の『ONE PIECE』界隈の展開が話題。
『ONE PIECE』界隈でも考察YouTubeがなかなか熱く、最近の『週刊少年ジャンプ』の『ONE PIECE』の展開には、多くのタレントも反応している。以前から、霜降り明星は自身の「しもふりチューブ」にて『ONE PIECE』の話題を扱っている。
霜降り明星も、昨今のワンピースの展開に反応するも、『ONE PIECE』などの考察のチグハグさが垣間見られる。これをもとにしながら、考察ブームについて考えたい。
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■「どこがドンドットット♪」?
「しもふりチューブ」では、『ONE PIECE』を好きなせいやと、あまりついていけていない粗品とで、たびたび『ONE PIECE』を話題に。
今回の動画では、せいやが最近の話題の1要素である「ドンドットット♪」というリズムについて、出回っている考察に触れているのだ(動画タイトルは「ワンピースがヤバすぎるので粗品に報告!!大バズりしてる伏線について大揉め!?」)。
それは、アニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)の盛り上げる既存のメインBGMが、じつは「ドンドットット♪」のリズムだったのではないかというもの。それに対し、粗品は「どこがドンドットット♪ なん?」と現実的な疑問を呈す。