「気圧のせいにして安心できる」アプリが話題 頭痛ーるに聞いた”気象病対策”
梅雨入りが迫り、「気象病」持ちにはつらい季節。頭痛ーるはこれからの時期、手放せなくなりそうで…。
■記録をつけることが大切
このアプリはどんなふうに使えばいいのだろうか。Sirabee編集部は「頭痛ーる」の運営会社に取材を依頼。ウェザーグループ グループマネージャーの宗像剛義(むなかたつよし)さんに話を聞いた。
「ポピュラーなご利用例としては、大きく分けて2つあります。1つは、グラフで予報を見ていただくということ。症状を感じたときに頭痛ーるを見て、気象変化の影響の可能性があるということを確認していただくという使い方です。『心当たりのない体調不良だったものが、もしかしたら気圧のせいかもと思えるだけで楽になる』というお声を多くいただいています。また、事前に予報を確認していただくことで、『明日の夕方あぶないかも』と心構えを持っていただけます」(宗像さん)。
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■原因行動を記録することで…
続いてさらに便利な機能を説明してくれた。
「もう1つは、記録機能です。痛みのレベルや薬を飲んだか、女性であれば生理の記録もつけられます。あとは、フリーのメモ欄に、例えば痛みが出る前に自分がどんな行動を取ったかを書きます。前日にお酒を飲みすぎてしまった、睡眠が足りなかった、普段食べない辛い物や消化に悪いものを食べたなど、思い当たる原因行動や詳しい症状を残しておくと医療機関を受診する際に役立ちます」と宗像さん。
こうした記録をつけることで、先のことを想定した行動を取ることができる。「人によって、気圧が下がっているときに痛くなる人もいれば、低下した後に痛くなる人もいます。その記録をつけておけば、場合によっては『この時間帯は危なそうだから、急ぎの仕事を早めに終わらせよう』『動画配信サービスで楽しみにしていた映画を観るのは、明後日まで楽しみにとっておこう』と計画することもできるかと思います」(前出・宗像さん)。