「いい裏切りの連続」　内村光良＆バイきんぐ小峠が語る”家族愛”の魅力

■本筋からいったところの…

―――収録時から次回を期待する声がありましたが、手応えのほどは…

内村「本当に取材した人が面白かったんですよ、意外性。まず最初に、同棲してたんだっていう。あのカウンターパンチ！」

小峠「あそこから裏切られましたよね」

内村「ドア開けて、同棲してる彼女がでてくるのが早い早い（笑）」

小峠「もういる（笑）」

内村「たけるの兄ちゃんが号泣してるやつとか…意外性があったんですよ。ああいう“人の面白さ”が垣間見えて。家族愛だけじゃない、本筋からちょっといったところの衝撃が大きかったですね。次回も期待したいです」

―――お話にもでてきましたが、いきなり予想外の連続だった「仕送り」VTR。お二人も仕送りの思い出ってありますか？

内村「酒屋の息子なんです。（仕送りをもらっていた）当時はビールのミニ缶が流行っていて、1ケース毎月送ってくれたの。仕事終わりに、クイって飲むのがね…非常に助かったし、うれしかったですね。おつまみもセットで送ってくれて」

小峠「僕はカロリーメイトが好きで、母親が月1回くらい送ってくれていたんです。その当時はフルーツ・チーズ・チョコレート・ベジタブルの4種類の味があったんですが、ベジタブルが好きじゃないんですよ。それで『送ってくれるのはうれしいけど、ベジタブルは食べないから、それ以外を送ってくれ』って言ったら、翌月送られてきたのはベジタブルのみ10個。『英二、なんかベジタブルベジタブル言ってたな』って、反転しちゃったんでしょうね。やめてくれと大好きが変わっちゃって…」

内村「いつかCMきてほしいね、見たいわー（笑）」

関連記事：見取り図・リリー、東京進出の裏に大物芸人からの褒め言葉　「奇人じゃん」

■「内村光良」さんとの出会い

―――番組では6本のVTRを見ましたが、それぞれベストなVTRを教えて下さい

内村「自分はやっぱり一番最後ですね。同姓同名の方は初めてお会いしたんで。上京した頃、ガスの点検かなんかに来られた人が（置いていった紙に）『内村光良』って書いてあったんです。これは内村『みつよし』なのか『てるよし』なのか、もしくは領収書の俺の名前なのか…記憶に判然としてないんですけど、それくらい珍しい名前。今日は会えて、話せてよかったです」

小峠「僕は『憧れ』さんですかね。自分のお子さんにもふりがなをつけていて、“パンパーン！”ってハマった感じがありましたね」

―――番組を楽しみにしてる人たちへ、一言お願いします！

内村「番組タイトルから想像するものとは、ちょっと違う番組じゃないかな。ここに涙腺があるんだとか、ここに引っかかる琴線があるんだとか、人それぞれのツボがあるような番組なのでそれを楽しんでもらえたらなと思います」

小峠「家族で見たら『私達もこんなことあったね』みたいに盛り上がる内容だと思います。ご家族でゆっくりご覧いただければ！」

・合わせて読みたい→今田耕司、大阪芸人が東京進出成功するための秘策を語る　「内村さんが笑えば…」

（取材・文／Sirabee 編集部・たつき あつこ）