彼女に腹を立てた男が美術館に侵入し展示物破壊 推定被害額は5億円以上とも
『モナ・リザ』襲撃からわずか3日後に起きた事件。古代ギリシャの貴重な工芸品がターゲットに。
■貴重な美術品も被害に
ブライアンが破壊してまわった陳列ケースの中には、貴重な古代ギリシャの工芸品が含まれていた。紀元前6世紀頃の『黒像式アンフォラ』や、紀元前450年頃の『赤像式ピュクシス』があり、この2つだけでも500万ドル(約6億6千万円)の価値があるとされている。
この一件で、ブライアンは30万ドル以上の悪意のあるいたずらの容疑で逮捕され、5年の懲役が課される可能性があるという。
関連記事:アプリで知り合った男の異常行動にドン引きした女性 フッた結果で自宅破壊される惨事
■相次ぐ美術品襲撃事件
今回の事件は、車いすの老婆に変装した男が、ルーブル美術館の『モナ・リザ』にケーキを投げつけた事件のわずか3日後に起こっている。『モナ・リザ』は厚い防弾ガラスに覆われていたため、絵画本体までケーキのクリームが到達することはなかった。
世界で最も有名な絵画の一つである同作は過去に何度も狙われており、1956年に酸や石を投げつけられたためケースで保護。2009年にも観光客にコップを投げつけられている。
・合わせて読みたい→鬼越・金ちゃんの衝撃特技に見取り図仰天 「ヤバい通り越して怖い」の声も
(文/Sirabee 編集部・びやじま)