盲目の女性が超難関公務員試験に上位ランクイン 「障害抱える人への意識を変えたい」
インドの超難関公務員試験の上位に、視覚に障害を持つ女性がランクインした。
■障害を抱える人たちのために
アユシさんは、今後、中央・州政府行政官「Indian Administrative Service officer(IAS)」となり、デリーの隣州であるハリヤナ州で幹部を目指し、女性と障害者のための教育分野で働くことを計画しているという。
「特に女性の教育に取り組み、障害者に対する人々の意識を変えるよう努めたいです」とも述べた。
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■インドの連合公務員の試験とは?
UPSC試験とは行政官になるためのもので、インド一難しい試験と言われる。試験の範囲にはさまざまな主題と課題が含まれているため、長期にわたり試験の準備をしているインド人が多い。
そのため、試験に上位でランクインすることは、将来的に有望な行政官の道を得るだけでなく、本人や親族にとっても偉大な功績であり、誇りなのだ。
今年の試験結果は、上位3位まで女性がランクインし、今後、女性の活躍に期待の声が上がっている。
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(取材・文/Sirabee 編集部・NaganoYae)