「feat」とあるのにフューチャリング? 恥ずかしすぎる誤解は5割も
音楽アルバムなどでよく見る「feat.」。誤解している割合が多すぎた。
音楽の世界の作品名などで、「○○ feat. △△」といった表記がよく見られる。「featuring」は出演させるという意味の動詞「feature」の現在分詞で、「○○ feat. △△」であれば「○○が△△をゲストに招いた(△△が客演した)」という意味となる。
…のだが、日本ではなぜかおかしな勘違いをしている人が多いようなのだ。
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■5割が「フューチャリング」
Sirabee編集部が、全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、客演・ゲスト参加を「フューチャリング」だと思っている人の割合は、じつに48.8%。
かろうじて半数には届かなかったものの、ほぼ二分されており、2人に1人は勘違いしていることがわかった。
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■若者ではフューチャー派が過半数
今回の調査結果を男女年代別で分析してみると、若い世代ではとくに誤解している人が目立つ。
最も割合が高かったのは、10〜20代男性で54.7%。30代女性が52.6%で続く。「feat.」といった作品に多く接していそうな世代だが、逆に最も誤解している人が少なかったのは、男女とも60代だった。
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■「フューチャー」は身近だから?
「feat.」と書いてあるにも関わらず「フューチャリング」と誤解してしまう問題。
英語のFeatureには名詞として「特徴」という意味もあり、かつてガラケー(ガラパゴス携帯)を「フィーチャーフォン(Feature Phone)」と呼ぼうとする動きもあったが、ガラケーの知名度には全く及ばなかった。
一方で「Future(未来)」という英語は、幅広く知られている。ついつい身近な言葉と勘違いしてしまうのだろうか。また、フィーチャーとフューチャー、発音も似ているので間違っていても通じることで間違いを直す機会がなかなか得られないのかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)