ワークマンで普通に売ってるツナギ、思わぬ「神性能」が判明 その発想はなかった…
ワークマンで遭遇した迷彩模様のアイテム。知られざる「驚きのポテンシャル」が秘められていると話題に…。
■じつは「迷彩柄」には弱点があった…
おいおいワークマン
これ下手なサバゲー用の迷彩服買うより迷彩効果強いぞ pic.twitter.com/pv6kscB10r— キャロット@ショットシェル依存症 (@TuNatoron) June 15, 2022
まず今回のツイート投稿の経緯について尋ねると、キャロットさんは「仕事用の雨ガッパを探しにワークマン店内を散策していた際、こちらのツナギを偶然発見して『何この色、チートやん!』と驚き、投稿しました」と当時の様子を振り返る。
じつはサバゲーマーとしてのキャロットさんを驚かせたのは、件の商品の「迷彩」の種類。一般的に「迷彩柄」と聞くと、濃緑・濃紺・茶色が使用された柄を連想することだろう。
しかしキャロットさんが今回の取材に際し、「サバゲー専用の迷彩服を買うときによくある悩みとして、海外の軍隊モチーフの迷彩服は、日本の植物と合わせると意外と派手な色が多い、ということが挙げられます」と回答してくれたように、じつはスタンダードな迷彩柄は日本国内で使用した際、思っていたようなステルス効果を発揮できないのである。
一方でワークマンのツナギ商品の「迷彩」は、そうした悪目立ちをしないやや暗めな配色となっており、いわばサバゲーマーにとって「理想的」な柄であったため、キャロットさんは思わず感動して今回のツイートを投稿したというのだ。
他にもサバゲー用の迷彩服は「値段が高い」「サイズが海外基準のため、S・M・Lの各サイズが日本人の体格に合わない」「夏期の着用時に服の隙間から蚊に刺されたり、枝などが入ってきたりして肌を引っ掻いてしまう」などの問題が生じるケースが多いのだが、ワークマンの商品であれば、こうした悩みとは完全に無縁である。
これらの要素に頭を悩ませた経験のあるキャロットさんは、「楽しむためのサバゲーで怪我をしてしまったら、せっかくの一日が台無しになってしまいます。しかし作業着を専門として展開しているワークマンさんの商品ですので、耐久性も信頼できて安心だと思います」と、胸を撫で下ろす。
続けて「装備選びでネットやサバゲー専門店などを見るのも楽しいですが、全国展開されているワークマンさんだからこそ、気軽に試着などして選べるというのは、大きなメリットだと思います」と、思いを熱く語ってくれたのだ。
なお、件のツナギを発見した際の衝撃については「ゲーム『ポケットモンスター』の最初の町でマスターボールが売っていたのを目撃したような感覚」ともコメントしており、多くのサバゲーマーが感動している気持ちが理解できた気がする…。
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■流石ワークマン、ノリノリである
続いて、今回ツイッター上で話題となった「デザイン長袖ツナギ」(税込2,900円)について、ワークマン広報に詳しい話を聞いてみると、これらは2018年より展開スタートとなり、毎年マイナーチェンジを繰り返している人気の夏用商品であることが判明したのだ。
サバゲーとの相性の良さに注目が集まっているが、そもそもツナギやサロペットは作業着(車関係・板金など)として販売されており、外から見える金具が少なく車を傷つけにくい、作業時に動きやすい、といった本来の機能性も非常に優秀である。
なお「デザインツナギ」に関しては日常でも着用できるよう、機能性とデザイン性の両立を図っており、ワークマン担当者は「DIYやキャンプ等でも、ぜひ使用して頂きたいです」と太鼓判を押していたのだ。
ちなみに話題となった柄は「ウッドマスター」という名称で、じつはワークマンではその他商品でも木をモチーフにした柄の商品を多数取り扱っている。こちらの「ウッドマスター」は、仕事場でも日常生活でも「お洒落に着られる柄」として採用された経緯があるそう。
また、今回の取材を快諾してくれたワークマン担当者からは「当社の製品は高機能・低価格がウリになっており、作業服・作業用品で培った機能性には絶対の自信がございます」「作業着として販売している製品が当社の意図していない使用方法で話題になったことは驚いておりますが、購入者の方に自由に使用して頂き、お客様の幅が広がることは大変喜ばしいです」という、なんとも粋なコメントが届いている。
続けて「話題になりましたが今期の追加生産は難しいので、売り切れの場合は申し訳ございません。来年にご期待ください!!」と、頼もしいメッセージを寄せてくれたのだ。
確かな品質とお手頃価格、そして思わぬフィールドでも活躍してくれる「デザイン長袖ツナギ」(カラーバリエーションは4種)をぜひ、最寄りのワークマン店舗でチェックしてみてほしい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)