医師から本気の警告 8割以上の人がやっているあの行為は「非常に危険」

処方薬を飲みきらなかった経験がある人がかなり多くいるようで…。

2022/06/27 12:30



■「非常に危険」と警告

井上氏は「処方薬をもらう」ということについて、「慢性疾患に対する処方」「短期的な抗生剤治療」「抗生剤を必要としないで対症療法のみで経過をみていく処方」の3種類があると説明。

中でも慢性疾患に対する処方では、絶対に内服しなくてはいけない薬、なるべく内服すべき薬、内服すべき薬と優先順位をつける場合があるようだが、「医師でないとそれらを順位づけする事は困難」だそうで「自己判断で薬を調整することは非常に危険」と警告する。


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■将来的に自分の首を絞めることも…

また、抗生剤を使った治療では、「症状が楽になってきたから必要ない」と服用をやめてしまう人も多いようだが、井上氏は「自覚症状の消失が抗生剤の中止基準ではない」と指摘。

さらに、中途半端な治療を行なうと抗生剤の「耐性菌」を大量生産してしまうことになるという。

耐性菌とは「抗菌薬が効き難くなってしまう菌のこと」であり、もし症状が再発した場合、最初に使った抗生剤の効果が落ちてしまうため、違うタイプの抗生剤を使わざるを得なくなる。

これを繰り返すと、多剤耐性菌を作ることとなり、将来的に自分自身の首を絞める結果にもつながりかねない。

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