「食べてすぐ寝たら太る」は本当? 太りにくい”ゴールデンタイム”があった
昔から言われている「食べてすぐ寝たら太る」を検証した結果…。
■太りにくい時間帯
前出の小林さんによると、総摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまうと太ってしまうそう。日頃きちんと運動して、食事に気を遣っていなければ、太るリスクが高いということだ。
ただ、食後にすぐ寝ても太りにくい「ゴールデンタイム」があるようで…。「体内には脂肪の合成を促すBMAL1というタンパク質があり、これが少ない時に食べると太りにくくなります。それが午後2時から3時です。また、昼食を食べた後、15分から20分ほどの昼寝であれば、脂肪の代謝を促進するホルモンが分泌されます。この程度の仮眠であれば脂肪になりづらく、太りにくくなります」(前出・小林さん)。
遅めのお昼ご飯を食べた後に少しまどろむくらいがちょうどいいのかもしれない。
関連記事:元気と健康を手に入れる「お酢ドリンク」注目&売れ筋ランキング
■「深夜2時に近い時間」は要注意
逆に、注意が必要な時間帯もあるという。「BMAL1が一番多くなるのが深夜2時頃になります。夕食を取る時間がこの時間に近ければ近いほど脂肪になりやすいため、なるべく早い時間に食べることをおすすめします」(前出・小林さん)。
最近、肥満気味の記者はほぼ毎日、夕食を午後11時すぎに食べ、すぐ布団に入って眠りについていた…。食べてすぐ寝ることはもちろんだが、食事をする時間も意識する必要があるかもしれない。
・合わせて読みたい→小林礼奈、新居で初めて朝を迎える 少し戸惑った娘も「楽しそうな姿ばかり」
(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人 取材協力/女性専用パーソナルジムOUTLINE(アウトライン)代表・小林広和さん)