夫が突然「スポーツジムに通いたい」 ウェア洗濯中に妻が気づいた酷すぎる事実とは…
コロナ禍になり、夫がスポーツジムへ通い出す。トレーニングウェアを洗濯中、妻が気づいてしまった衝撃の事実とは…。
■「遠目」から見た調査員が気づいたのは…
まず今回の話の肝になるのは、妻が夫の「ジム通い」を全く疑問に感じていなかった点。コロナ太りでジム通いを始める人が増えているとはよく聞くが、これまで体型・体重の変化に無頓着であった人物が突如「ジムに通いたい」と相談しだしたら、少なからず疑問が生じるのでは。
しかし、件の男性は高校時代には甲子園に出場し、卒業後もOBとして母校の試合観戦に駆けつけるほど野球を愛好しており、通勤時は会社最寄りの数駅前で下車して歩くほどの健康志向で、まさに「超」が付くほどのスポーツマン。
樋口氏も「調査員が遠目から見てもすぐ分かるほどの体格の持ち主でした」「テレワークになってから、会社まで歩くといった運動の機会が減っていたようで、突然『スポーツジムに通いたい』と相談を受けた際、依頼主は全く疑問に感じなかったそうです」と、振り返っている。
関連記事:「私は既婚者としか寝ない」 愛人を自称する女性が明かす男の嘘4選
■ビジネスホテルの業態変化
またテレワークが主流となり、各種業界が新たなビジネスモデルを打ち出し始めたことも、不倫カップルにとってプラスに働いている模様。
ビジネスホテルではテレワークの会社員をターゲットにした「時間貸し営業」に力を入れており、そのためビジネスホテルをラブホテルのように利用する人々が増加しているというのだ。
不倫を行なう人物らがビジネスホテルに注目した点について、樋口氏は「ラブホテルと違ってあくまで『ビジネス』ホテルですので、中に入る様子を知人に目撃されても『テレワークで利用していた』と説明できることが大きいと思います」とも考察していた。
また、ホテルを利用した不倫の調査は年々難しくなってきているようで、樋口氏はその原因の一つとして「芸能人の不倫報道」を例に挙げる。
そして「昨年、元卓球日本代表の福原愛さんの不倫疑惑が報道された際も、福原さんは『同じ部屋に宿泊した事実はない』と、不倫を否定していたんですね」「するとそうした発言を参考にしたのか、近頃は一般の人々の間に『同じホテルを使用しても、部屋が違っていればセーフ』といった風潮が生まれつつあるようで、密会の際に部屋を2つ押さえる不倫カップルが増えているんです」と、不倫現場のリアルな変化について語ってくれたのだ。
ときには「調査対象が使用している向かい側の部屋」を調査員が押さえ、根気が必要な張り込み作業を続けるケースも珍しくないのだが、その後の尾行で不倫相手の顔や住所・名前が特定できたとしても、コロナ禍の現代では相手の「職場特定」がかなりの難関だという。
というのも、テレワークが主流となった現代では「決まった時間に決まった場所へ通勤する」こと自体が珍しく、場合によっては「月(週)に一度ある出勤日」の可能性を信じ、ただひたすら相手の家付近で張り込まなくてはならない。そうなってくると、状況次第では調査費用がとんでもなく嵩んでしまう可能性も…。
なお、今回のケースは不倫相手の女性にも家庭がある「ダブル不倫」だったのだが、「過去の経験上、ダブル不倫の案件は8割以上が同じ職場で出会った男女によるものです」という樋口氏のコメント通り、やはり相手の女性は調査対象の男性と同じ企業の会社員であったことが後に判明している。
パートナーが「スポーツジム」や「ビジネスホテル」を頻繁に活用していたら、向かった先で何をしているか、一度確かめてみた方が良いかもしれない…?
・合わせて読みたい→妊活断念後に夫が妹と子作り… 離婚を経て「伯母」になった女性に同情の声
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)