回収カゴに入れられた食器、その中身が酷すぎる… モラル疑う光景に喫煙者も激怒

人間社会において、何より大切なのがマナーとモラル。某施設の利用客による「目を疑う振る舞い」が波紋を呼んでおり…。

2022/07/01 04:45


■器が見つかった「状況」に思わず絶句

投稿から数日で1万件近くものRTを記録するほど大きな話題となった今回のツイート。

ことの経緯について、担当者は「開店当初から器の紛失が続いており、70個ほどあった器が22個までに減ってしまいました。防犯カメラや定点カメラを見る限り、持っていっている方を把握しているものもありますが…本当に勘違いで持って帰っている方もおりますので、盗難と勘違いの判別が難しく、頭を悩ませています」と、表情を曇らせながら振り返る。

続けて「そんな折に器の灰皿使用があったので、少し気持ちが折れてしまい、今回のツイートをした次第です」と、自身の心境を赤裸々に語ってくれたのだ。

なお、灰皿としての使用が見られたのは今回の一件だけだが、火がついた状態のまま回収カゴに入れられていたため、結果として重ねてある器も処分しなければならなかったという。

つまりこちらの利用者は、器が再利用されることを知らなかったのでなく、「器を回収する」というルールを知った上で器を灰皿として使用していたことになるのだ…。


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■本営業までの長き道のり

なかよし自販機コーナー

本営業が開始されてから3ヶ月にも満たない「なかよし自販機コーナー」だがその歴史は古く、器材集め等でじつに20年以上もの年月をかけており、約5年間の仮店舗営業(不定期での営業)を経て、ようやく現在の営業スタイルに落ち着いたという。

一定以上の年齢層にとってはどこかレトロで懐かしく、若年層にとっては逆に新鮮に感じられる、独特の空気感が同施設の魅力だろう。

なかよし自販機コーナー

取材の最後に利用客へ宛てたメッセージについて尋ねると、担当者は「殆どがセルフサービスのお店です。おじいちゃん・おばあちゃん・お孫さん、お兄ちゃん・お姉ちゃん・パパ・ママ、マナーを守って楽しく遊んで、皆さんで良い場所・良いスポットを一緒に作って行きましょう。お客様も、県や地域の大切な1ピースです」という粋なコメントを寄せてくれたのだった。

一人ひとりの人間がマナーを守ることで、多くの人にとって大切な憩いの場が守られるという事実を、決して忘れないようにしたい。


【施設詳細】

なかよし自販機コーナー

「なかよし自販機コーナー」

栃木県那須郡那珂川町三輪1073

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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