「重複」って本当は何と読む? ビジネスシーンでは“混乱”を招くことも… 

日頃、見聞きすることも多い「重複」。しかし、時と場合によっては“何と読むか”困ってしまうことも…。

2022/07/03 05:00



■上司につられて…混乱する場面も

しかしビジネスシーンにおいては、ときに混乱を招いてしまうことも…。

ネット上でも「学生のとき『重複』を『じゅうふく』って読んだら恥ずかしいって何度も先生が言ってたけど、就職してみたら『じゅうふく』が溢れてました」「打ち合わせ中『ちょうふく派』と『じゅうふく派』がお互い直接指摘はしないのに一歩も譲らなくて…」といったコメントが。

また「『重複』を『じゅうふく』と読む上司の前で私も「じゅうふく」って読んだ」と目上の人が「じゅうふく」と使っていたため、つい引っ張られてしまったとの声も散見された。


関連記事:「適宜」って正しくは何と読む? じつは約2割の人が誤読していた…

■正しい読み方知り「今さら言えない」

編集部が話を聞いた30代男性は、「じゅうふく」も間違いではないことを伝えると「知らなかった」と驚く。また「若いころは普通に『じゅうふく』と言っていた」とのことだが、「社会に出て『ちょうふく』と読むことを知ってそこからずっと『ちょうふく』です。今さら『じゅうふく』とは言えません(笑)」とも話していた。

「じゅうふく」は慣用読みではあるが、ビジネスや公の場においては「ちょうふく」と読んだほうが無難かもしれない。

・合わせて読みたい→『依存』正しくは何と読む? 9割以上の人が“勘違い”していた…

(取材・文/Sirabee 編集部・植野春香

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2022年4月23日~2022年4月24日
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)

NHKのアナウンサーも悩む 間違いやすい日本語1000【Amazonでチェック】

漢字話題打ち合わせ
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング