武装しおむつを付けたサルの遺体発見 犯罪組織に権力誇示のため飼われた末路
サルの他にも街を徘徊するトラの姿も…。メキシコでは、犯罪組織がエキゾチックアニマルを飼うことが多いという。
■トラが街を徘徊
防弾チョッキを着たサルの死体が見つかった次の日、メキシコの別の州ではベンガルドラが街を徘徊し、パニックを引き起こした。
体を拘束する器具をつけず、悠々と街を歩く1匹のベンガルドラの姿をとらえた動画が、SNSに投稿された。動画内では、住宅街の路上で遭遇した若い女性が、悲鳴をあげる様子も確認できる。
その後、男性が慣れた様子でトラに近づき、ロープを首にかけて立ち去る一連も映し出されていた。
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■拷問や殺害の道具にも利用
エキゾチックアニマルたちは、時に残酷に利用される。大きく名が知れているような麻薬組織では、敵を拷問したり殺害する道具として、トラやワニを飼っているケースがあるという。
国立統計地理情報院(INEGI)によれば、メキシコでは2021年に年間3万件以上の殺人が報告されている。その膨大な殺人のなかには、ワニやトラなどのエキゾチックアニマルによるものも含まれていると考えられる。
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(文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)