ある取引で男性が取り出したブツ、絶対ヤバいと思いきや… 「桁違い」の正体に称賛相次ぐ
怪しい匂いがプンプンするアタッシュケース。しかしその中身は、驚くほどスケールダウンしており…。
■それにしてもこの会社、ノリノリである
レジでアタッシュケースを開けてお金を支払う。浪漫の塊すぎるだろ…… pic.twitter.com/e0vZZxQEjR
— IRON FACTORY IKEDA(キャステム) (@IRON_IKEDA) June 10, 2022
今回話題となったアタッシュケース…もといコインケースは「3330」という名の逸品。まるでスパイのコードネームのような印象を受ける商品名だが、日本円の各硬貨が5枚ずつ、計30枚で3,330円分収納できることが由来となっているそう。
商品開発の経緯について尋ねると、池田さんからは「ドラマや映画の影響もあり、国内だけでなく海外においても『アタッシュケース=お金』のイメージが強いにも関わらず、『どうして今までないの?』という発想から誕生しました」という回答が得られたのだ。
また「キャッシュレスの時代だからこそ、逆にキャッシュがワクワクするような商品を作りたいと思いました」という補足も見られ、改めて「逆転の発想」の重要さが感じられる。
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■細部までこだわり過ぎだろ…
こうしたアイデアグッズはネタ要素にステータスを全振りしており、実際に使用してみると何とも残念な印象が拭えない「出落ち感」がプンプン漂ってくるケースも珍しくない。
しかしこちらの3330は「ジョークの要素が強いからこそ、しっかり作り込む」という熱いオーラが商品全体からほとばしっているのだ。
まずアタッシュケースを開ける際の「パチッ」という一動作だけで開閉可能になっているばかりか、効果音もしっかり再現しているのが嬉しいポイント。おもむろに取り出されたアタッシュケースがパチッと開き、中に大量のお金が入っているのを見たら…レジにいる店員も思わずドスの効いた声で「確かに」と答えつつ、会計に応じてしまうだろう。
また浪漫を追求した結果、「中身は豪華でなければ面白くない」という心理に到達したとのことで、樹脂製の収納部の表面には職人が本物の純金箔(金沢箔)を施しているというから驚きである。
「金はちょっと派手…と敬遠される方もいらっしゃると思い、純度100%の『プラチナ箔Ver.』もご用意しております」という補足も見られ、やはり随所から狂気に近しいこだわりぶりが感じられた…。
もちろん実用面の観点から見ても細部調整を徹底しており、「硬貨の配置を0.1ミリ単位でずらして調整し、いずれの硬貨を取り出す際も指がしっかり入るように調整しました。ストレスを感じさせない硬貨の出し入れを追求するため、何度も何度も試作を繰り返しました」という補足も見られ、その企業努力には頭が下がる思いだ。
なお「金箔Ver.」は9,900円、「プラチナ箔Ver.」は12,100円(いずれも税込)で販売中。
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■とにかくユニークな試みが多数
昨年5月には「あまりに豪華すぎる社食メニュー」で大きな話題となったキャステム。その圧倒的な光景が印象に残っている人も少なくないのでは。
同社では過去にもユニークな商品を多数展開しており、今年6月からはお笑い芸人・ネゴシックスとコラボを実施中。人物やペットの似顔絵作成を依頼することでその似顔絵を普段使いできる金属商品にレーザーで刻印し、文字通り「世界に一つだけのオリジナル商品」が制作できるサービスを実施しているのだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)