小池都知事、旧統一教会との接点問われ「対抗馬がそちらとどっぷりで…」と苦笑
旧統一教会と政治家の関係性。それを問われた小池百合子都知事は「私は全く関係がない」と一蹴した。
小池百合子都知事は29日、東京都庁で定例会見を実施。過去、旧統一教会と自身の政治活動に接点があったかを記者に問われ、「関係はございません」と否定した。
■「全く関係がない」
会見終盤の質疑応答に移ると、記者から安倍晋三元首相の銃撃事件について質問が飛んだ。
事件の起点となった旧統一教会と小池都知事の関係性があったか問われると、「東京10区(衆院議員時代の地盤)においては、対抗馬が“そちらのほう”とどっぷりの候補者だったので、私は全く関係がないですね」と対象者の名前を伏せながら、自身との関係は否定。
「合同結婚式とか色々な話が巷では飛び交っていました。それを支える秘書の人がいたとかなんとか…みなさんのほうがお詳しいとは思いますが。そういう事情で、関係はございません。はい」と苦笑いを浮かべた。
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■激増するコロナ陽性者
コロナの最新状況については「28日の都内新規感染者数は4万406人。重症者数は27人。これ編集しないで、重症者数と一緒に伝えて(報道して)ください」と報道陣に釘を差しつつ、危機感を募らせた小池都知事。
感染を防ぐためには、ワクチン、換気、マスク着用が必須あると改めて伝え、「感染リスクの高い行動を避けることが重要」と説いた。
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■企業側にも対策を
すでに学生は夏休みに入っており、来月半ばにはお盆休みを迎える。
「高齢者や基礎疾患のある人と面会する場合は、事前に検査を受けておくとお互いに安心。そしてマスク着用。家の中でエアコンを使用していてもこまめに換気して欲しい」と小池都知事。
「仕事の場面でも、体調がちょっとおかしいなと感じたら、無理しないで出勤を控える。そして、テレワーク、時差出勤、テレビ会議の活用など職種にもよるが、いわゆるBCP(事業継続計画)を今から徹底しておくことにより、急な欠勤などに(会社側が)体制を整えておいていただきたい」と、社員の感染拡大に企業側も備えるよう訴えた。
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(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)