ヤクルト1000、明らかに危険な「アレンジレシピ」に波紋 その発想はなかった…
大人気「ヤクルト1000」を使用したアレンジドリンクが話題だが…。目を疑うレシピ内容に疑問の声も。
■「拒否反応」が見られた2つの理由
朝が早い熱気球乗りの間で密かに流行っている"強制良質睡眠カクテル"『エラー』🍸 作り方は「ヤクルト1000をストロングゼロで割る」だけ。ちなみに名前の由来は「電卓で1000を0で割るとエラー」になるからです🎈 pic.twitter.com/tgqyzlDqo2
— 北海道バルーンフェスティバル公式 (@HokkaidoBalloon) July 24, 2022
同レシピに疑問を感じた人が多く指摘しているのは、アルコールを「睡眠導入」に使用しているという点。
そもそもアルコールは睡眠の質を低下させるため、睡眠の質を向上させるヤクルト1000とは「水と油」の関係にあるように感じられた人が多かったのだろう。
またツイート本文に「朝が早い熱気球乗り」という表現が使用されていることから、飲む時間帯によってはアルコールが体から抜けず「飲酒運転」の状態で気球を操縦することになるのでは、と危惧した人も多かったようだ。
なお、ヤクルトでは既に「乳酸菌」とアルコールの相性についても検証が行なわれており…。
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■ヤクルトの「研究量」に驚き…
今回は率直に「ヤクルト1000とアルコールを混ぜて飲む」という行為の是非について尋ねると、やはりヤクルトからは「ヤクルト1000は生きた乳酸菌が入っていますので、そのままお飲み頂きたいと考えております」という回答が。
なお、同社が80年以上に渡って研究を続ける「乳酸菌 シロタ株」のアルコールによる影響については「ヤクルト中央研究所」で試験を行なったところ、10℃以下であれば30%程度のアルコール濃度でも「ほとんど影響しない」というデータが得られているそうだ。
しかし、こちらの結果は温度の影響を大きく受けてしまうようで「40℃以上になると、アルコール濃度5%以下であってもほとんど死んでしまいます。いずれにしても、お酒で割ることはお勧めいたしかねます」という補足も見られた。
いちヤクルトユーザーの体感としても、ヤクルト1000を飲んだ日の晩にアルコールを摂取すると、翌朝の寝覚めが悪くなっている気がする…。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)