中村梅雀・風吹ジュンがご近所トラブルの当事者演じる 『石子と羽男』第5話
12日放送の『石子と羽男』第5話は、簡単に解決すると思われたがなぜかこじれていくご近所トラブルを石羽コンビが解決していく。
■町内会のマドンナ役の風吹
風吹が演じるのは、重野の隣家に1年前に引っ越して来た67歳の有森万寿江(ありもりますえ)。万寿江も一人暮らしをしており、才色兼備で人当たりも良く、町内会のマドンナ的存在だ。
自宅の木が重野に迷惑をかけていると聞いて枝を切ることを約束するが、後日、逆に重野のピアノ演奏の騒音被害を訴える。
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■興味深く面白いお話にニンマリ
ご近所トラブルに悩む当事者同時を演じた2人からコメントが届いている。
中村梅雀:最初に脚本を読んだ時、登場人物のキャラの面白さ、西田征史さんらしい楽しい展開にニンマリしました。現代社会によくある、けっこう重い題材も含まれていますね。
重野義行は小さな建設会社のエンジニアで、69歳の今日まで独身でした。おとなしい性格で、ひたすら仕事一筋に真面目に生きてきました。自分自身の残り少ない人生に何を思ったか。この歳で味わう様々な初めての経験をどう受け止めたか。言葉少ない重野の内面の、凝縮された思い。とてもやり甲斐のある役だと思って演じました。
風吹ジュン:些細な事でも法律が絡むと雪だるま式に大事になっていく、その構造がよく描かれた上手い脚本でした。興味深く面白いお話です。
有村架純さんと春に映画で共演した折『石子と羽男』への彼女の意気込みを感じておりましたので、期待は勿論! 再び共演が叶うなんて幸せです。梅雀さんともお久しぶり! とても楽しみにしておりました。
万寿江は、どんなに年老いても魂は歳を取らない…そんな心ときめく、ちょっと乙女チックなおばあちゃんです。こういう人柄を演じてみると、考え方で人生も多幸感溢れることが学べますね。この夏も楽しいドラマが世の中に溢れていますが、この世界観は『石子と羽男』ならでは。人に優しいお話をどうぞこの夏の思い出に…。