歴史ある博物館が来館客に異例の声明 「施設内で性行為をしないで」
厳かな博物館がカップルたちのホットなデートスポットに? 施設側が監視カメラシステムを新調するも、堂々と…。
ポーランドのバルト海沿岸にある歴史的な博物館は、カップルたちの誤った人気スポットになってしまっていることに頭を悩ませている。『Notes from Poland』『New York Post』などの海外メディアが報じた。
■監視カメラの前で相次ぐ「事件」
ポーランド北西部、ドイツとの国境に近いシフィノウイシチェ要塞の一部は博物館になっており、19世紀プロイセンの貴重な資料が多数展示されている。
しかし、最近になって改修したばかりの高品質な監視カメラシステムが、数組のカップルによる「目に余る行為」を捉えているという。
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■SNSで異例の呼びかけ
相次ぐ館内での不適切な行為に、博物館はSNSの公式アカウントにて「博物館で性行為…」という出だしから始まる声明文を発表した。
その文面は、「私たちの博物館に愛の芸術はありません」「展示物のほとんどは伝統的で、禁欲的でさえあり、我々とは違う道徳的な規範に慣れ親しんでいます」というものだ。
さらに「私たちは彼ら(展示物)を不快感に晒したくありません」「監視カメラがあることを思い出してください」と、来館者たちに自制と理解を求めている。