舛添要一氏、駅タクシー乗り場の設計を批判 「利用者無視」「時代遅れの国」
新幹線が停まる東京駅や小倉駅のような巨大駅でもタクシー乗り場に問題が…。舛添要一氏が指摘した。
舛添要一前東京都知事が13日、自身の公式ツイッターを更新。東京駅や自身の出身地である北九州市・小倉駅のタクシー乗り場の問題点について指摘した。
■駅設計に違和感
1948年、福岡県八幡市(現・北九州市)出身の舛添氏。山陽新幹線も停車する小倉駅は、北九州市最大の鉄道駅で、九州全体でも博多駅に次ぐ規模。しかし、その小倉駅も、また日本を代表する東京駅においてもタクシー乗り場に問題があると舛添氏は指摘する。
舛添氏は13日12時20分、「台風で雨だ。お盆で人々の移動も多い。私がよく使う東京駅八重洲口、福岡県の小倉駅など、タクシーの車付けに屋根がない。駅の設計者も鉄道会社も何を考えて駅を作っているのか」とツイート。
続けて「日本は砂漠ではなく多雨地帯だ。利用者無視の建設をいつまで続けるのか。政府・国交省も何の反省もない時代遅れの国だ」と、その設計思想を強く批判した。
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■過去にも“屋根なし”を経験
舛添氏は過去、東京駅八重洲口でタクシーを降りた際も駅舎に入るまで大雨の中、屋根なしで歩いたことを取り上げており、依然と改善されないことについて「利用者無視だ」と発言していた。