意外に多かった「夏の外出に帽子をかぶらない人」 医師も帽子着用を推奨
意外と暑くても帽子をかぶらない人は多いらしい。
8月の暑さは体にこたえることが多い。とくに外出しているとほんの数分で耐えられないぐらいの暑さになることもあるが、意外な事実が判明した。
ヘッドウェア&アパレルブランドを展開するニューエラジャパン合同会社(東京都目黒区)が、10代~50代の男女を対象に「夏場の熱中症対策」に関する意識調査を行ったところ、過半数の人が「夏の外出に帽子をかぶらない」と回答したそうだ。
■医師が暑さ対策について語る
記者は必ず暑い日は帽子をかぶり、家族にも日傘や水筒を必ず持たせる万全の体制を整えていたため予想外だったのだが、帽子をかぶらない人は多いらしい。しかし、この状況についてせたがや内科・神経内科クリニックの久手堅司院長は以下のように語る
「今年は6月に梅雨が明け、熱中症患者が増えているのを感じつつ、その中に新型コロナの人も混ざって医療機関としては非常に厄介な状況であります。梅雨が明けるのも早く、また非常に暑く、天候の変化も激しい。非常に熱中症になりやすく危険な状態です」
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■何か遮る物が必要
「日差しが強すぎるので直射日光を浴びないようにすることや、頭が高温にならないように帽子を被ったり、フードを被ったりと対策をする必要があります。人間のカラダは体温が高く上がってくると生活に支障をきたすので何か遮る物が必要です。
熱中症にかかっている人を見ると帽子を被っている割合が少ない。去年に比べて外出の割合も増えているので熱中症患者も自ずと増えます」
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■暑さ対策をしっかりと
カフェなど休憩スポットが数多くある都会であれば帽子が必ず必要というワケではないかもしれないが、キャンプやバーベキューなどアウトドアはその楽しさでこまめなケアを忘れがち。
水分補給や暑さ対策をしっかりと行い、8月を乗り切りたいものだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男)