「あのモード」を選択することで… 夜、快適に眠れる”エアコン活用術”
寝苦しい夜が続いている。熱帯夜を乗り切るにはエアコンを使う際の「ひと工夫」が重要で…。
■「あのモード」を活用する
自分が寝る部屋に合った温度にしたら、エアコンの「あるモード」を選択するといいようで…。「除湿運転にして湿度を下げることで、体感温度を下げてもいいと思います。エアコンを使われる方の中には、『部屋の温度を下げたくない』という方もいます。除湿運転であれば温度は下げずに湿度だけ下げることができます。湿度は50~60%くらいが適切です」(前出・ダイキン工業 担当者)。
エアコンの機種によって違いはあるかもしれないが、湿度を下げるだけでも熱帯夜には効果があるのだ。たしかに、この時期寝苦しいと感じるのは温度よりはジメジメした湿度の問題が大きいと思う。
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■さらなるひと工夫で…
前出のダイキン工業 担当者によると、体調が悪くなるのを防ぐためにこんなひと工夫も大切だという。「付けっぱなしにするのが嫌な方は、『切るタイマー』を3時間に入れていただくことで快適に使えると思います。風向きは就寝時に限らず、水平方向で一番上に設定していただくことを推奨します。温かい空気は上にいき、冷たい空気は下に溜まるという性質があるので、風向きを一番上にすることで部屋全体を均一な温度にすることができます」(前出・ダイキン工業 担当者)。
まだまだ寝苦しい夜が続くが、快適なエアコンの使い方で乗り切ってほしい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)