夏場の水分補給は要注意 約4割の人がやっている“よくない飲み方”とは…
暑い日には熱中症予防のために水分補給が欠かせないが、飲み方によってはかえって危険なことも…。
■ジュースで糖分の過剰摂取
また同HPによると、「ペットボトル症候群」も水分の過剰摂取による症状の1つだという。水の代わりにジュースやスポーツ飲料を過剰に摂取することで高血糖状態となり、多尿による脱水状態でさらにジュースを飲むということを繰り返す症状で、正式には「ソフトドリンク(清涼飲料水)ケトーシス」と言うのだそう。
症状が進むと、糖尿病のようにインスリンの作用が低下して糖がエネルギー源として使えなくなり、倦怠感や嘔吐、ひどいときには意識障害などを引き起こすという。同HPでは、水分補給には、糖分を多く含んだジュースではなく、水や薄めたスポーツドリンクを推奨していた。
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■夏はいつも下痢気味に…
編集部が話を聞いた30代の女性は、「汗だくで帰宅すると、冷たく冷やしたお茶やスポーツドリンクを一気にゴクゴク飲んでしまうんです。飲みすぎないように注意しているつもりなのですが、そのせいで夏はなんとなく下痢気味です」と、飲みすぎるせいでお腹を下しがちだという。
暑いとお茶や水では物足りず、つい炭酸飲料を飲んでしまうという40代の男性も、「舌と喉に刺激がほしくて、甘い炭酸飲料をガブ飲みしてしまうのですが、しばらくするとまたすぐに喉が乾くんです。そのせいで飲み過ぎてしまうことが結構あって…」と、夏場の水分補給に苦戦しているようだった。
暑い夏を健康に乗り切るためにも、飲み過ぎに注意し、正しい水分補給の習慣を身につけたいところだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
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