小林よしのり氏、旧統一教会の公安監視を提言 「宗教とカルトは違う」
旧統一教会の反社会性を長年指摘してきた小林よしのり氏が、公安と自称保守派に思うこととは…。
■自身の勘違いも嘆く
続けて小林氏は、「わしはすっかり公安が監視しているから、悪さができなくなっているのだろうと思い込んでいた」と自身の認識を嘆く。
さらに、「オウム信者が世間のバッシングを受けて傷つくのは良くないと言って、報道を自粛する者などいない。統一協会だと、気持ちの悪いほどに『優等生』の理屈を持ち出して、被害者の地獄を一顧だにしない」と指摘。
反社会的な宗教団体として有名だったオウム真理教を引き合いに、改めて教団への同情論に釘を差した。
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■「公安の監視対象から外してはならない」
最後には再び公安に触れ、「カルト団体や反社会団体は、名称変更を認めてはならないし、公安の監視対象から外してはならない」と、再び監視すべきだとタイトル同様の主張を展開。
また、「こんな当たり前のことが、なぜ自称保守派までが分からなくなったのか? やはり『自称』でしかなく、『エセ』だったということだろう」と、保守派の主張を重ねて批判したのだった。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)