ターミナルまでのバスが来ない… 滑走路を歩く搭乗客の動画が物議

バスを待ち疲れた乗客がSNSに投稿して話題となり、トラブルは発覚した。

2022/08/23 16:30


飛行機・空港

インドの首都ニューデリーにあるインディラ・ガンディー国際空港で、航空機とターミナル間の運行バスが大幅に遅れ、多くの乗客が滑走路を歩く羽目になった。現地メディア『Mint』によって報道された。



■動画が流れトラブル発覚

このトラブルの様子を撮影した動画が、ラシヤ・ナディンパリーさんによってツイッターに投稿された。

その内容は「ニューデリーのインディラ・ガンディー国際空港のターミナル3では、こんなことがよくあるのか?」「8月6日、深夜23時24分、運行バスの到着に45分間待たされた」というものだった。

動画では、乗客が何も知らない様子で機内持ち込み手荷物を手に、ターミナルまでの乗り物を探している様子が映っている。 さらに、航空会社は乗客に何の案内もしなかったことを伝えている。

ラシヤさんはさらに「終始、何も発表されず謝罪もない。人々を落ち着かせようとすることもない。バス1台のみを運行し、残りの乗客は置き去りにした」「今、午前12時10分、乗客は自分達で問題を解決し、ゲートまでの約1.5キロを歩き始めた」と書いている。


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■深夜の空港で何が起こったのか?

デリー国際空港の駐機場では、セキュリティ上のリスクがあるため、乗客の歩行が禁止されている。そのため、航空会社はバスを利用し、ターミナルから航空機まで、あるいは航空機からターミナルまで乗客を運ぶ。

問題が起きたのは、格安国内線スパイスジェット社のハイデラバード発デリー行きの便だ。186人の乗客がおり、午後11時24分頃にデリーに着陸。その後にバスが1台来て、乗客の一部を第3ターミナルまで運んだという。

しかし残りの乗客は、約45分間待ってもバスが来なかったので、約1.5キロ離れたターミナルに向かって歩き始めた。そして約11分間歩いた後の12時20分頃にバスがやって来て、残りの乗客をターミナルまで連れて行ったという。

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■航空会社側の声明は…
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