スシロー「鉄火巻き偽装疑惑」本当に悪意があった? 同業他社の意見を聞いてみた
スシローの鉄火巻き偽装疑惑は本当に悪質? 同業他社に聞いてみた結果…。
■ある意味企業努力があだとなった?
また、スシローの鉄火巻きはにぎりよりも高額なため、一般的にバチマグロよりかなり原価の低いキハダマグロを使っていることが発覚したら客はあまりいい顔をしないことは気づくべきだったともA氏は語る。
そのため、味の良いバチマグロをにぎりに使うべく、見えない部分でコストカットをしていたところが公になってしまったため、否定的な意見が続出したのだと考えられる。
ただ、スシローとしては偽装の意図もなかったため、悪質と断定されたら反論するのは当然だろう。ある意味企業努力があだとなってしまったのかもしれない。
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■スシローの鉄火巻きは美味しい
ただ、スシローの鉄火巻きは記者もよく食べていたのだが、海苔の香りも良くまぐろも多めに入っているので味が良いことは間違いない。キハダマグロを使っていたとしても、150円以上の価値はあると思える一品だ。
以前もスシローは広告が「おとり広告」に当たると認められ、消費者庁が再発防止措置をとることなどを命令したことからイメージが悪化していた。
そういった過去もあり、今回の「鉄火巻き偽装疑惑」も必要以上に炎上してしまったのかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男)