村上宗隆選手の“無双”を止める方法とは… ヤクルトOB・宮本慎也氏が解説
松井秀喜氏越えの51号HRを放ち、無双状態が続くヤクルト・村上宗隆選手。OBの宮本慎也氏が語る彼の抑え方とは…。
4日の中日ドラゴンズ戦で今季51号ホームランを放ち、21世紀で最もホームランを放った日本人打者となった東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆選手。もはや付け入る隙のない打撃の“抑え方”を、ヤクルトOBの宮本慎也氏が解説している。
■止まらない快進撃
打撃三部門でリーグトップに立つほか、8月の月間打率が4割越え、先日にはプロ野球記録にあと1と迫る14打席連続出塁を記録するなど、快進撃が止まらない村上選手。
その勢いはSNSやスポーツ番組で「どうしたら抑えられるのか」と話題になるほどで、“無双”とも言える状態が続いている。これに関し、宮本氏は4日の試合前に投稿した動画で、自身の考える抑え方を解説していった。
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■対カープ戦で見せた弱点
配球をテーマに進められた動画前半、宮本氏は「村上、抑えようがないですよね」と後輩の快進撃に言及。だが、「1回ね、ちょっとだけ崩したときがあって…」と述べると、ホワイトボードにホームベースを描き始めた。
内角いっぱいを赤字で囲んだ宮本氏は、「カープがどんどんいったんです」「もうボールゾーンにどんどんいったんです」と、厳しい内角攻めがあった広島戦を回顧。
「村上ってすごいバッターなんですけど、言うても若いじゃないですか? ストライク入らないとイライラしだすんですよ。『投げて来いよ!』みたいな」と続ける。